TOAに関する妄想文だったり、日記だったりを書いていきます。ネタバレ有り。いわゆる"女性向け"の文章表現多々。
出版元・製作元様方には一切関係ありません。
また、突然消失の可能性があります。
嫌いな方は他のところに逃げてくださいね。
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眩い光がおさまったあと、あとに残ったのは中央に倒れたふたりと、消えかけのマリーレプリカ。
彼女も約束を確認すると、空気に溶け込むようにはかなく散っていった。
取り戻された美しい空。
しかし、中央で倒れている二人が動かないことが、仲間たちを不安に駆り立てた。
「『ルーク』!!」
「アッシュ!!」
悲鳴にも似た声を上げて駆け寄ろうとすると、中央で倒れていた二人が動いた。
「あ・・・れ?俺・・・生きてる・・・?」
「『ルーク』!」
ティアが慌てて『ルーク』のもとに駆け寄る。
アッシュの元にはナタリアが。
その様子を、ルークは少しはなれた上空から眺めていた。
ルークの手にはまだ宝珠が握られている。
宝珠があの場に合ったままでは、いくらアッシュの超振動があっても、正気を消し去るのは負担がかかるとおもっての行動だったが、どうやらうまくいったようだ。
問題は、この宝珠をどうやって『ルーク』に渡すかだ。
ルークはそろそろと、『ルーク』に近づいていった。
「ティア・・・ごめん」
「馬鹿!・・・心配したのよ・・・」
「うん。ごめん」
「・・・ばか」
俯いたままティアと話しているかつての自分の背後に立ち、こっそりとその手に宝珠を置こうとしたとき・・・
なぜか目が合うはずのない人物と目が合った。
ルークの・・・いや、『ルーク』のすぐ隣にいたアッシュ。
その彼が驚きに目を見張って、ルークを凝視している。
見えているはずはないと思いながらも、慌てて『ルーク』の手に宝珠を置き、上空へと逃げる。
だが、アッシュの視線はルークを捉えて離さず、捉えようと手まで伸ばしてくる始末。
これには、流石にルークも焦る。
『何で!?何で見えてるんだよ!』
幸いにというべきか、見えていても触れるものではなかったらしく、アッシュに捕われることはなかったが、直後に怒声が響いた。
「貴様、何者だ!!」
「アッシュ?」
何もない中空を見つめ、険しい表情のまま声を上げるアッシュに、側のナタリアは戸惑ったような声を上げる。
それはガイたちも同じで、特に『ルーク』は突然自分の手に現われた宝珠との二重の驚きで、状況が把握しきれていない。
ただ一人、ジェイドだけが静かにその様子を眺めていた。
『何でいきなり・・・さっきの超振動のせいか?でも、『俺』には見えてないみたいだし・・・』
アッシュのほうを伺うと、ナタリアから心配そうな目で見られている。
まぁ、アレだけの大仕事あとに変なこと口走り始めたら、誰でも心配はするだろう。
見えるのは(ジェイドをのぞけば)アッシュだけ。
しかも、見えるだけで触れるわけじゃない。
しばらくアッシュとのにらみ合いを続けた後、ルークは決断した。
『・・・逃げよ』
それからの行動は早かった。
一目散にレムの塔を飛んで降りる。
アッシュも追いかけようとしている様子が視線の端で見えたが、いくらリフトを使っても、追いつけるわけもなく、見失うことは必至だ。
ルークの予想通り、アッシュはルークの姿を見失って、レムの塔入り口で立ち止まった。
アッシュを追いかけたのだろう。その後ろにはルークたちもいる。
ルークはその様子を物陰から見つめた。
これでアッシュが別行動になれば、自分はまた悠々と機をみて行動することが出来る。
だが、なかなか事は思ったようには行かないものだ。
「アッシュ、どうしたんだよ」
「・・・・・・」
「アッシュ!」
黙ったままのアッシュに、『ルーク』が声をかける。
しかし、アッシュは無言であたりを見回すだけで、反応を返さない。
焦れた『ルーク』がもう一度声をかけようとしたそのとき、アッシュが『ルーク』に声をかけた。
「・・・おい屑。」
「・・・何?」
「しばらく、俺もお前たちと行動を共にする。・・・いいな?」
「え!?」
その言葉に驚いたのは仲間たちだけではない。こっそり様子を伺っていたルークも驚き、焦る。
『何で!?ってか、やばい・・・!』
焦るルークとは裏腹に、『ルーク』は驚きながらも、嬉しそうに笑っている。
「じゃ、アッシュもこれから一緒だな!」
「頼もしいですわ!」
「なら、ココを出るぞ。いつまでもぐずぐずしてるわけにはいかねぇからな」
「うん!」
歩き始める一行を、ルークは呆然と見送る。
これからのことを思って、頭を抱えたくなるルークだった。
いい加減なレムの塔編終了です(ぁ)
そろそろ終わらせたいですが・・・終わりませんねぇ・・・
彼女も約束を確認すると、空気に溶け込むようにはかなく散っていった。
取り戻された美しい空。
しかし、中央で倒れている二人が動かないことが、仲間たちを不安に駆り立てた。
「『ルーク』!!」
「アッシュ!!」
悲鳴にも似た声を上げて駆け寄ろうとすると、中央で倒れていた二人が動いた。
「あ・・・れ?俺・・・生きてる・・・?」
「『ルーク』!」
ティアが慌てて『ルーク』のもとに駆け寄る。
アッシュの元にはナタリアが。
その様子を、ルークは少しはなれた上空から眺めていた。
ルークの手にはまだ宝珠が握られている。
宝珠があの場に合ったままでは、いくらアッシュの超振動があっても、正気を消し去るのは負担がかかるとおもっての行動だったが、どうやらうまくいったようだ。
問題は、この宝珠をどうやって『ルーク』に渡すかだ。
ルークはそろそろと、『ルーク』に近づいていった。
「ティア・・・ごめん」
「馬鹿!・・・心配したのよ・・・」
「うん。ごめん」
「・・・ばか」
俯いたままティアと話しているかつての自分の背後に立ち、こっそりとその手に宝珠を置こうとしたとき・・・
なぜか目が合うはずのない人物と目が合った。
ルークの・・・いや、『ルーク』のすぐ隣にいたアッシュ。
その彼が驚きに目を見張って、ルークを凝視している。
見えているはずはないと思いながらも、慌てて『ルーク』の手に宝珠を置き、上空へと逃げる。
だが、アッシュの視線はルークを捉えて離さず、捉えようと手まで伸ばしてくる始末。
これには、流石にルークも焦る。
『何で!?何で見えてるんだよ!』
幸いにというべきか、見えていても触れるものではなかったらしく、アッシュに捕われることはなかったが、直後に怒声が響いた。
「貴様、何者だ!!」
「アッシュ?」
何もない中空を見つめ、険しい表情のまま声を上げるアッシュに、側のナタリアは戸惑ったような声を上げる。
それはガイたちも同じで、特に『ルーク』は突然自分の手に現われた宝珠との二重の驚きで、状況が把握しきれていない。
ただ一人、ジェイドだけが静かにその様子を眺めていた。
『何でいきなり・・・さっきの超振動のせいか?でも、『俺』には見えてないみたいだし・・・』
アッシュのほうを伺うと、ナタリアから心配そうな目で見られている。
まぁ、アレだけの大仕事あとに変なこと口走り始めたら、誰でも心配はするだろう。
見えるのは(ジェイドをのぞけば)アッシュだけ。
しかも、見えるだけで触れるわけじゃない。
しばらくアッシュとのにらみ合いを続けた後、ルークは決断した。
『・・・逃げよ』
それからの行動は早かった。
一目散にレムの塔を飛んで降りる。
アッシュも追いかけようとしている様子が視線の端で見えたが、いくらリフトを使っても、追いつけるわけもなく、見失うことは必至だ。
ルークの予想通り、アッシュはルークの姿を見失って、レムの塔入り口で立ち止まった。
アッシュを追いかけたのだろう。その後ろにはルークたちもいる。
ルークはその様子を物陰から見つめた。
これでアッシュが別行動になれば、自分はまた悠々と機をみて行動することが出来る。
だが、なかなか事は思ったようには行かないものだ。
「アッシュ、どうしたんだよ」
「・・・・・・」
「アッシュ!」
黙ったままのアッシュに、『ルーク』が声をかける。
しかし、アッシュは無言であたりを見回すだけで、反応を返さない。
焦れた『ルーク』がもう一度声をかけようとしたそのとき、アッシュが『ルーク』に声をかけた。
「・・・おい屑。」
「・・・何?」
「しばらく、俺もお前たちと行動を共にする。・・・いいな?」
「え!?」
その言葉に驚いたのは仲間たちだけではない。こっそり様子を伺っていたルークも驚き、焦る。
『何で!?ってか、やばい・・・!』
焦るルークとは裏腹に、『ルーク』は驚きながらも、嬉しそうに笑っている。
「じゃ、アッシュもこれから一緒だな!」
「頼もしいですわ!」
「なら、ココを出るぞ。いつまでもぐずぐずしてるわけにはいかねぇからな」
「うん!」
歩き始める一行を、ルークは呆然と見送る。
これからのことを思って、頭を抱えたくなるルークだった。
いい加減なレムの塔編終了です(ぁ)
そろそろ終わらせたいですが・・・終わりませんねぇ・・・
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Re:最近更新早くて嬉しいですっ!!
いつも適当のろのろ更新ですが、たまには・・・とおもい更新してみました。
ネタが浮かべば早いんですがね・・・。
アッシュはようやく始動。アシュルクなのにアッシュいないという現実を打開すべく、アビスシルバーが動き出す!(ぇ)
これから彼が活躍する場が・・・たぶんあると思います(ぁ)
いつになるかはわかりませんが・・・(マテ)
ネタが浮かべば早いんですがね・・・。
アッシュはようやく始動。アシュルクなのにアッシュいないという現実を打開すべく、アビスシルバーが動き出す!(ぇ)
これから彼が活躍する場が・・・たぶんあると思います(ぁ)
いつになるかはわかりませんが・・・(マテ)