TOAに関する妄想文だったり、日記だったりを書いていきます。ネタバレ有り。いわゆる"女性向け"の文章表現多々。
出版元・製作元様方には一切関係ありません。
また、突然消失の可能性があります。
嫌いな方は他のところに逃げてくださいね。
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※捏造ED後設定。
アッシュとルークはまだ仲間に会う前、二人で旅してます
「アッシュー。飯できたぜー」
「・・・・・・」
屑に呼ばれて、振り返ると美味しそうなかおりと湯気をあげてオニオンスープとサンドイッチが出来上がっていた。
見た目もにおいも問題ない。
たしか、ヴァンを倒すための旅の最中、こいつの飯がまずいという話を聞いていたが、これを見る限りそんな風には見えない。
こいつの仲間からの話じゃ、ナタリアレベルという話であったから、最初こいつが料理を作ると言い出したときには思いっきり顔をしかめたのだが、実際に作っているときの手際を見たら、大して問題はなさそうなのでそのまま放置していた。
そうしたら、意外にもこいつは一人で全部やり遂げたようだ。
「ほら、食べろよ」
何も言わず、じっと料理を見ていたのを不信に思ったのか、屑が俺の分の器を目の前まで持ってきて手渡した。
流石につき返すわけにもいかないので、大人しく受け取り、あえてゆっくり、少量を口に含んだ。
・・・まずくない。
むしろ、上出来と言っていいぐらいだ。
顔を上げると、屑が俺の反応が気になるのか、じっと俺のほうを見ている。
はっきり美味いと言ってやるのは癪なので、あえて…
「不味くない」
と言った。
どんな反応をするのかと思っていたら、別に拗ねるでも怒るでもなく、満足したように笑いかけてくるから居心地が悪くなる。
「テメェも食え」
「あ、うん」
その居心地悪さを隠すようにそう言うと、屑もようやく食べ始めた。
しばらく無言の食事が続いたが、俺はとりあえず気になったことを訊くことにした。
「お前…料理下手だったんじゃねぇのか」
「え?あ、まぁ最初は酷かったけどさ。アニスとかティアとかから教えてもらってだいたいは作れるようになったぜ。俺はともかく、仲間に食わせるのに、あんまり酷いとやばいだろ」
「…ふん…なるほどな」
屑の話から、こいつの料理が上達したのはあのアクゼリュスでの一件の後だというのが伺える。
こいつが変わりたい、仲間に迷惑をかけたくないと言い出したのはあの後からだ。
おそらく、料理を本格的に始めたのもその変わるということの一環だろう。
あの旅の最中では俺には認められなかったが、今はこいつが変わったということも認められるようになった。
俺も少なからずこいつに触発されているのか…。
自分の思考の海に沈んでいると、屑の嬉しそうな声が聞こえて我に返った。
「やっぱ面倒くさくても、料理覚えててよかったな」
「飢える心配がねぇからな」
「うん。それにアッシュが食べてくれるし」
「…っ」
満足そうにそんなことを言われて、思わずむせそうになるのを必死に堪えた。
屑はそんな俺には気づかず、楽しそうな笑顔のまま食事を続けている。
あんまりにもたるんだ顔をしてやがるから、食べ終わったときに言ってやることにする。
「美味かった」
零れ落ちそうなくらい一度大きく開かれた目が、嬉しそうに細められた。
アッシュはその後照れ隠しに顔を背けてしまったから知らないが、後片付けの最中も、ルークの顔は緩みっぱなしだった。
☆ツンデレなアッシュを書こうとして撃沈。
うちのルークは料理上手です。ゲームで称号ももらいました。
てか、ルークの称号はコンプリートしました。
愛ですね(ぇ)
アッシュとルークはまだ仲間に会う前、二人で旅してます
「アッシュー。飯できたぜー」
「・・・・・・」
屑に呼ばれて、振り返ると美味しそうなかおりと湯気をあげてオニオンスープとサンドイッチが出来上がっていた。
見た目もにおいも問題ない。
たしか、ヴァンを倒すための旅の最中、こいつの飯がまずいという話を聞いていたが、これを見る限りそんな風には見えない。
こいつの仲間からの話じゃ、ナタリアレベルという話であったから、最初こいつが料理を作ると言い出したときには思いっきり顔をしかめたのだが、実際に作っているときの手際を見たら、大して問題はなさそうなのでそのまま放置していた。
そうしたら、意外にもこいつは一人で全部やり遂げたようだ。
「ほら、食べろよ」
何も言わず、じっと料理を見ていたのを不信に思ったのか、屑が俺の分の器を目の前まで持ってきて手渡した。
流石につき返すわけにもいかないので、大人しく受け取り、あえてゆっくり、少量を口に含んだ。
・・・まずくない。
むしろ、上出来と言っていいぐらいだ。
顔を上げると、屑が俺の反応が気になるのか、じっと俺のほうを見ている。
はっきり美味いと言ってやるのは癪なので、あえて…
「不味くない」
と言った。
どんな反応をするのかと思っていたら、別に拗ねるでも怒るでもなく、満足したように笑いかけてくるから居心地が悪くなる。
「テメェも食え」
「あ、うん」
その居心地悪さを隠すようにそう言うと、屑もようやく食べ始めた。
しばらく無言の食事が続いたが、俺はとりあえず気になったことを訊くことにした。
「お前…料理下手だったんじゃねぇのか」
「え?あ、まぁ最初は酷かったけどさ。アニスとかティアとかから教えてもらってだいたいは作れるようになったぜ。俺はともかく、仲間に食わせるのに、あんまり酷いとやばいだろ」
「…ふん…なるほどな」
屑の話から、こいつの料理が上達したのはあのアクゼリュスでの一件の後だというのが伺える。
こいつが変わりたい、仲間に迷惑をかけたくないと言い出したのはあの後からだ。
おそらく、料理を本格的に始めたのもその変わるということの一環だろう。
あの旅の最中では俺には認められなかったが、今はこいつが変わったということも認められるようになった。
俺も少なからずこいつに触発されているのか…。
自分の思考の海に沈んでいると、屑の嬉しそうな声が聞こえて我に返った。
「やっぱ面倒くさくても、料理覚えててよかったな」
「飢える心配がねぇからな」
「うん。それにアッシュが食べてくれるし」
「…っ」
満足そうにそんなことを言われて、思わずむせそうになるのを必死に堪えた。
屑はそんな俺には気づかず、楽しそうな笑顔のまま食事を続けている。
あんまりにもたるんだ顔をしてやがるから、食べ終わったときに言ってやることにする。
「美味かった」
零れ落ちそうなくらい一度大きく開かれた目が、嬉しそうに細められた。
アッシュはその後照れ隠しに顔を背けてしまったから知らないが、後片付けの最中も、ルークの顔は緩みっぱなしだった。
☆ツンデレなアッシュを書こうとして撃沈。
うちのルークは料理上手です。ゲームで称号ももらいました。
てか、ルークの称号はコンプリートしました。
愛ですね(ぇ)
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