TOAに関する妄想文だったり、日記だったりを書いていきます。ネタバレ有り。いわゆる"女性向け"の文章表現多々。
出版元・製作元様方には一切関係ありません。
また、突然消失の可能性があります。
嫌いな方は他のところに逃げてくださいね。
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ほんとに・・・これで終わりか。長かったな・・・
地核の心地よい光の中に溶け込みながら、ルークはぼんやりとした思考で考えた。
自分の体が徐々に消えていくような感じがする。
『ルーク』
・・・ローレライ・・・か?
ルークはぼんやりとした意識の中、自分に話しかけてきた存在に意識を向けた。
『ルーク。私を解放し、私の見た未来の軌跡を曲げたものよ。今ならば、お前を地上に戻すことができる』
・・・地上に?
『そう。お前だけならばまだ私が構成できる』
俺だけって・・・アッシュは?
『アッシュは既にいない。お前の中に意識を残すのみ。お前をアッシュの意識をも持つ“ルーク”として構成はできるが、もう“アッシュ”は構成できない』
そんな・・・。どうにもならないのか?
『今となってはもう不可能だ』
ローレライの言葉にルークは泣きそうな気持ちになる。
それと同時に、やっぱりあの時アッシュを残して先に進むんじゃなかったという後悔。
そのとき、ふと考えた。
あのとき、俺がアッシュを残していかなかったら、二人で師匠を倒して二人で帰ることができたのではないかと。
もし、過去に戻ることができたら・・・と。
『・・・できないことはない。お前は第七音素の子。そして、振動数も第七音素と同じ。いわば、お前は私だ。意識体だけであれば、過去へ送ることも不可能ではないだろう』
ルークの考えが伝わったのか、ローレライはそう言った。
じゃぁ・・・!!
喜びを表すルークに、ローレライは続ける。
『過去を変えると未来も変わる。お前たちがもたらしたこの未来も姿を帰るかも知れぬ。預言は違えられず、世界は滅ぶかもしれない。・・・それでも、お前はやるのか?』
・・・俺は・・・もしかしたら世界を滅ぼすことになるのかもしれない。けど、今あるこの結果よりも、いいが結果得られる可能性だってあるだろ?俺は・・・ただの我侭かもしれないけど・・・その可能性にかけたい。
薄れ掛けていたルークの意識がその強い決意とともに、確かなものへと変化した。
ローレライもそれに気づいたようで、最後にルークに忠告を与える。
『大きな事象を変えようとすれば、それは必ず大きな歪となって未来を侵すだろう。また、多くの事象を変えることも然り』
・・・うん。
『願え。お前がただ一つ変えたいと望むものを。それ以外にとらわれるな』
うん。わかった。
『ならば、今一度旅立つがいい』
ローレライの言葉とともに、意識が大きな波にのまれた。
激しい流れが、自分をどこかに押し流していく。
ルークはその中で、意識を失った。
☆始めました・・・。憧れのタイムスリップもの。
ローレライは私の中で万能・・・というか便利屋扱い(ぇ)
ありえない話ですが、まぁぽつぽつと書いていきたいと思います。
地核の心地よい光の中に溶け込みながら、ルークはぼんやりとした思考で考えた。
自分の体が徐々に消えていくような感じがする。
『ルーク』
・・・ローレライ・・・か?
ルークはぼんやりとした意識の中、自分に話しかけてきた存在に意識を向けた。
『ルーク。私を解放し、私の見た未来の軌跡を曲げたものよ。今ならば、お前を地上に戻すことができる』
・・・地上に?
『そう。お前だけならばまだ私が構成できる』
俺だけって・・・アッシュは?
『アッシュは既にいない。お前の中に意識を残すのみ。お前をアッシュの意識をも持つ“ルーク”として構成はできるが、もう“アッシュ”は構成できない』
そんな・・・。どうにもならないのか?
『今となってはもう不可能だ』
ローレライの言葉にルークは泣きそうな気持ちになる。
それと同時に、やっぱりあの時アッシュを残して先に進むんじゃなかったという後悔。
そのとき、ふと考えた。
あのとき、俺がアッシュを残していかなかったら、二人で師匠を倒して二人で帰ることができたのではないかと。
もし、過去に戻ることができたら・・・と。
『・・・できないことはない。お前は第七音素の子。そして、振動数も第七音素と同じ。いわば、お前は私だ。意識体だけであれば、過去へ送ることも不可能ではないだろう』
ルークの考えが伝わったのか、ローレライはそう言った。
じゃぁ・・・!!
喜びを表すルークに、ローレライは続ける。
『過去を変えると未来も変わる。お前たちがもたらしたこの未来も姿を帰るかも知れぬ。預言は違えられず、世界は滅ぶかもしれない。・・・それでも、お前はやるのか?』
・・・俺は・・・もしかしたら世界を滅ぼすことになるのかもしれない。けど、今あるこの結果よりも、いいが結果得られる可能性だってあるだろ?俺は・・・ただの我侭かもしれないけど・・・その可能性にかけたい。
薄れ掛けていたルークの意識がその強い決意とともに、確かなものへと変化した。
ローレライもそれに気づいたようで、最後にルークに忠告を与える。
『大きな事象を変えようとすれば、それは必ず大きな歪となって未来を侵すだろう。また、多くの事象を変えることも然り』
・・・うん。
『願え。お前がただ一つ変えたいと望むものを。それ以外にとらわれるな』
うん。わかった。
『ならば、今一度旅立つがいい』
ローレライの言葉とともに、意識が大きな波にのまれた。
激しい流れが、自分をどこかに押し流していく。
ルークはその中で、意識を失った。
☆始めました・・・。憧れのタイムスリップもの。
ローレライは私の中で万能・・・というか便利屋扱い(ぇ)
ありえない話ですが、まぁぽつぽつと書いていきたいと思います。
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