TOAに関する妄想文だったり、日記だったりを書いていきます。ネタバレ有り。いわゆる"女性向け"の文章表現多々。
出版元・製作元様方には一切関係ありません。
また、突然消失の可能性があります。
嫌いな方は他のところに逃げてくださいね。
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ルークたち一行は、ヴァンとの決着を果たせぬまま、まずは保護したイオンレプリカをダアトに保護してもらうために、ローレライ教団本部までやってきていた。
教団本部は、突然現われた導師のレプリカに、驚きを隠せない様子であったが、保護することは戸惑いながらも引き受けてくれた。
フローリアンと名づけられたその子供は、アニスの両親に見守られながら、笑顔でいる。
その様子を横目に、厳しい顔をしたアッシュと、戸惑いの表情の『ルーク』、ガイ。それに、不信感を露にしているナタリア、ティア、アニスは、あの場でラルゴと相対していたルークを見ていた。
「で、テメェは何者だ」
「アッシュ、喧嘩腰に話をしないで。まとまるものもまとまらなくなるわ」
「そうですわアッシュ。私たちを助けてくれたのですから」
「だが・・・!」
痺れを切らしたアッシュが、半ばけんか腰に話を進めようとするも、女性陣に止められ、しぶしぶ口をつぐむ。『ルーク』はどうしたものかと助けを求めるようにガイとジェイドの顔をうかがい、結局、一番交渉ごとに向いてそうなガイがその任に当たることになる。
その一連の流れを、ルークは苦笑いしながら見つめていた。
「あー・・・で、お前は何者だ?」
「何者っていわれても困るんだけどなぁ・・・」
「お前も・・・レプリカか?」
「あー・・・まぁそうといえばそうだけど・・・」
「おまえ・・・真面目に答える気あるのか?」
流石のガイも、白い目でルークを見つめる。
しかし、ルークとしてみても、違う時空(未来?)から来た、半分アッシュと大爆発起こした二次超振動使えるルークで、ローレライからここまで運んでもらいました~なんて、いえるわけがない。
・・・もう大人しく、ディストの作った実験台レプリカってことにしとこうかな
ルークが嘘の設定を練っているとき、ルークにとっては天の助けともなるような声が響いた。
「・・・おおかた、ディストの作ってたレプリカでしょう」
「あれ?大佐、何か知ってるんですかぁ?」
「いえ、知っているわけではありませんよ。ただ、そこの彼はアッシュやルークよりも幾分成長しているように見えます。本来ならば、レプリカが被験者の外見年齢を上回ることはありえません。ですが、あれは被験者の情報を操作して、成長を外見の成長を早めたレプリカを作る・・・なんていう馬鹿な研究もしていたようですからね」
「そ。俺はディストに作られたんだ。こう見えてもあんたより作られたのは後だせ、『ルーク』」
にやりと、『ルーク』に微笑んで見せたルークは、横目でジェイドを見る。
助かったぜ、サンキュ
・・・貸し一つですよ
「でも、大佐ぁ。信用できるんですか?あのディストに育てられたってことでしょぉ?」
「彼はあの場でヴァンと決別していました。あれが演技とは考えにくいでしょう」
「まぁ、それもそうね」
「・・・じゃ、こいつもこれから一緒に来るのか?」
『ルーク』はどこか戸惑ったような視線で、ルークを見る。
アッシュはというと、ちらりと横で見ただけで、それ以降目をあわせようともしない。
「んー・・・そこそこ役に立つと思うぜ?俺」
「たしかに、あのラルゴと渡り合えてたし、いい戦力にはなると思うけどな・・・」
不思議とルークに好意的なガイの言葉をうけ、ルークもにっこりと笑ってみせる。
「・・・勝手にしろ。俺はただヴァンを倒せればそれでいい」
「やった。ありがとな、アッシュ!」
笑顔で礼を言うルークには目を向けず、アッシュはふん、と鼻を鳴らしただけ。
とりあえず、第一段階はクリア・・・かな。
「そういえば、お前、名前はなんていうんだ?」
「名前?」
「そう。名前」
「えっと・・・ま、エルとでも呼んでくれ」
「エル?」
「うん」
「じゃ、よろしくな、エル」
教団本部は、突然現われた導師のレプリカに、驚きを隠せない様子であったが、保護することは戸惑いながらも引き受けてくれた。
フローリアンと名づけられたその子供は、アニスの両親に見守られながら、笑顔でいる。
その様子を横目に、厳しい顔をしたアッシュと、戸惑いの表情の『ルーク』、ガイ。それに、不信感を露にしているナタリア、ティア、アニスは、あの場でラルゴと相対していたルークを見ていた。
「で、テメェは何者だ」
「アッシュ、喧嘩腰に話をしないで。まとまるものもまとまらなくなるわ」
「そうですわアッシュ。私たちを助けてくれたのですから」
「だが・・・!」
痺れを切らしたアッシュが、半ばけんか腰に話を進めようとするも、女性陣に止められ、しぶしぶ口をつぐむ。『ルーク』はどうしたものかと助けを求めるようにガイとジェイドの顔をうかがい、結局、一番交渉ごとに向いてそうなガイがその任に当たることになる。
その一連の流れを、ルークは苦笑いしながら見つめていた。
「あー・・・で、お前は何者だ?」
「何者っていわれても困るんだけどなぁ・・・」
「お前も・・・レプリカか?」
「あー・・・まぁそうといえばそうだけど・・・」
「おまえ・・・真面目に答える気あるのか?」
流石のガイも、白い目でルークを見つめる。
しかし、ルークとしてみても、違う時空(未来?)から来た、半分アッシュと大爆発起こした二次超振動使えるルークで、ローレライからここまで運んでもらいました~なんて、いえるわけがない。
・・・もう大人しく、ディストの作った実験台レプリカってことにしとこうかな
ルークが嘘の設定を練っているとき、ルークにとっては天の助けともなるような声が響いた。
「・・・おおかた、ディストの作ってたレプリカでしょう」
「あれ?大佐、何か知ってるんですかぁ?」
「いえ、知っているわけではありませんよ。ただ、そこの彼はアッシュやルークよりも幾分成長しているように見えます。本来ならば、レプリカが被験者の外見年齢を上回ることはありえません。ですが、あれは被験者の情報を操作して、成長を外見の成長を早めたレプリカを作る・・・なんていう馬鹿な研究もしていたようですからね」
「そ。俺はディストに作られたんだ。こう見えてもあんたより作られたのは後だせ、『ルーク』」
にやりと、『ルーク』に微笑んで見せたルークは、横目でジェイドを見る。
助かったぜ、サンキュ
・・・貸し一つですよ
「でも、大佐ぁ。信用できるんですか?あのディストに育てられたってことでしょぉ?」
「彼はあの場でヴァンと決別していました。あれが演技とは考えにくいでしょう」
「まぁ、それもそうね」
「・・・じゃ、こいつもこれから一緒に来るのか?」
『ルーク』はどこか戸惑ったような視線で、ルークを見る。
アッシュはというと、ちらりと横で見ただけで、それ以降目をあわせようともしない。
「んー・・・そこそこ役に立つと思うぜ?俺」
「たしかに、あのラルゴと渡り合えてたし、いい戦力にはなると思うけどな・・・」
不思議とルークに好意的なガイの言葉をうけ、ルークもにっこりと笑ってみせる。
「・・・勝手にしろ。俺はただヴァンを倒せればそれでいい」
「やった。ありがとな、アッシュ!」
笑顔で礼を言うルークには目を向けず、アッシュはふん、と鼻を鳴らしただけ。
とりあえず、第一段階はクリア・・・かな。
「そういえば、お前、名前はなんていうんだ?」
「名前?」
「そう。名前」
「えっと・・・ま、エルとでも呼んでくれ」
「エル?」
「うん」
「じゃ、よろしくな、エル」
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