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TOAに関する妄想文だったり、日記だったりを書いていきます。ネタバレ有り。いわゆる"女性向け"の文章表現多々。 出版元・製作元様方には一切関係ありません。 また、突然消失の可能性があります。 嫌いな方は他のところに逃げてくださいね。
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「では、警備のためにあなた方二人はここで一緒に寝てくださいね」

そういってジェイドに押し込まれたのは豪華な貴賓室。
見晴らしよく、警備も万全。
たいそう喜ばれるだろう…普通の客なら。
しかし、シンクとルークにとっては豪華なだけの牢屋とかわりなかった。
見晴らしがよい〓高すぎて窓からの飛び降り不可
警備が万全〓見張りも完璧
シンクはジェイドの意図が見えて憎々しげにしたうちをした。
ルークの方はすでにもう諦めたのか、ふかふかのベッドにダイブしている。

「シンク、もう諦めようぜ。逃げようねぇって」
「…あの死霊使いが余計なことをしなければ問題なかったんだ」
「あー…でも、ジェイドだし」
「…君にしては嫌に諦めがいいね」

いつもなら真っ先にわめいていそうなルークが今日はおとなしい。
出し抜かれたことがまだ気に入らないシンクは、いらいらとしたままルークに目を向ける。
すると、ルークはどこか気まずげに…そしてどこか照れくさそうに言った。

「今までほとんどずっと野宿だったろ?だからこういうのも悪くないっていうか…シンクとこういうとこで寝るの初めてだし…なんか楽しいかもって…」

目を見開いて見つめてくるシンクに、ルークは頬を染めて笑うと、それをごまかすために慌しく立ち上がった。

「じゃ、俺風呂入ってくるから」
「レンティス」
「な・・・何?」

先ほどとは打って変わって、凶悪なまでに綺麗な笑みを浮かべるシンクに、ルークはじわじわと後退る。
そんなルークを見ながら、シンクは更に笑みを深めると、言った。

「そんなにいっしょがいいなら、一緒に入ってあげようか?」
「遠慮しとく!!!!」

顔を真っ赤にして慌てて浴室に走っていくルークに、シンクは声を上げて笑う。

無理やり軟禁されたも同然の状態は気に障るけれど、せっかくだから、せいぜい楽しませてもらおうと思い直す。

そして、笑顔をそのままに、ルークが消えた方向に歩き始めた。
その後程なくして、ルークの叫び声が聞こえたとか聞こえなかったとか・・・




閑話的に・・・
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はうあっ!!
でたーっ!!  キターっ!!
ルーくんカワイイっ!! もうシンルク万歳っ!! きゃーっ!!(壊れ気味・・・・・)
ジェイドやってくれました~(嬉)
憎いぜジェイドっ!! たっぷりシンルク100%だよぅ~(嬉泣)
カイ 2006/07/01(Sat)20:08:27 編集
Re:はうあっ!!
ちょっと腐れた文章を書いてみました。(いや・・・いままでも十分腐れてたんですけど・・・)
でも、やはり一緒に風呂に入れる勇気はなかったので、あとはもう皆様のご想像にお任せいたします。
未遂かすん止めか、はたまたs(強制終了)
とりあえずシンルクでいちゃいちゃさせるという目標は達成できたので満足です。
【2006/07/01 22:29】
ふ、風呂!!!!
こんばんは!!時雨です。

キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!!風呂・風呂・風呂!!!!
ウヒャ☆軽くねじ9本ほど抜け落ちました。
シンルクに幸アレ!!

それでは!!
時雨 2006/07/01(Sat)22:34:27 編集
Re:ふ、風呂!!!!
やはり、風呂ネタ酒ネタは王道ですかね(笑)
よく見るネタだと思っていても、やはりついつい書いてしまいました。
やっぱり、捏造ばっかでマイナー街道ひた走ってますが、王道にも時には戻らないと…(何それ)
次は何書くかまだ考えてないです。
まぁ、そのうちになにかを・・・
【2006/07/09 23:55】
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