TOAに関する妄想文だったり、日記だったりを書いていきます。ネタバレ有り。いわゆる"女性向け"の文章表現多々。
出版元・製作元様方には一切関係ありません。
また、突然消失の可能性があります。
嫌いな方は他のところに逃げてくださいね。
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二年ぶりにファブレ公爵家の息子らが帰ってきた。
そんな報告を受けたキムラスカ・ランバルディア王国はわき返った。
二人の墓前で行われていた成人の儀は、二人の姿を認めたとたん、宴と化した。
帰ってきたばかりの二人は休ませるべきという意見もでたが、それを上回る歓声にかき消された。
それほどまでに、二人の英雄の帰還は望まれていたのだ。
アッシュとルークは始め、感激した母親に泣きつかれ、解放されたのは2時間後だった。
「お疲れだな、ルーク」
「ガイ!」
人混みから逃れつつ、ふらふらと歩いていたルークはこちらに向かって手を挙げているガイに気づいて駆け寄った。
隣ではジェイドが優雅にワインを口にしている。
「ジェイドって酒好きだよな」
「まぁ、嗜む程度には好きですね」
「旦那はいい年だし、酒ぐらいはな~」
そういって笑ったガイだったが、直後にジェイドから名前を呼ばれ、笑みを向けられると顔をひきつらせた。
ルークはさわらぬ神にたたりなしとばかりに、そこにはふれずに話を逸らした。
「俺も何か飲みたいんだけど、なんかない?」
しかしくるりと見回してみても飲み物はなく、メイドもいない。
すると、ジェイドがおもむろに自分の持っていたグラスを差し出した。
「旦那、それ酒だろ?」
「そうですが、中身はともかく、ルークも外見は20になりましたし、いいんじゃないですか?」
「マジ!?飲んでいいのか?」
止めようとしたがいの手もむなしく、目を輝かせたルークのてにグラスがわたった。
ジェイドが面白そうな顔で見守る中、ルークはグラスの酒を一気にあおった。
いやに後ろが騒がしい。
ナタリアと話をしていたアッシュはうらやましいだとかかわいいだとかの声が聞こえてくる方に視線をやった。
「…なっ!」
「あらあら」
アッシュの視線を追ってその様子を見たナタリアもアッシュと同様に声を上げる。
そこにはガイの頬に口付け、次にジェイドの頬に口づけているルークの姿。
しかもこちらに気づいたらしいジェイドがアッシュに向かって意地悪げな笑みを向けた後、見せつけるようにルークの唇に口づけた。
ルークは全く抵抗しない。
「屑が!!」
一気に頭に血が昇ったらしいアッシュはどすどすという音がしそうな歩みでルークたちに近づくと、いまだにくっついているルークとジェイドを引き剥がした。
「なにしてやがる!」
「何といわれましてもねぇ。久方ぶりの再会を喜び合ってたんですよ」
「…ガイ。テメェもなんで止めねぇ」
「いやぁ…ははは」
剣があったならばすでに抜いていそうなアッシュの勢いに、ガイは笑ってごまかす。
アッシュの視線が剣呑なものとなったとき、今までおとなしくしていたルークがとろんとした瞳をアッシュに向けた。
「あれ…?あっしゅだー…」
「うるせぇ屑!だいたいテメェが…」
永遠と続きそうだったアッシュの小言は、ルークがアッシュに突如口付けたことで止まった。
驚愕に目を見開くアッシュに、ルークがさらに口付ける。
そのとき、ようやく正気に返ったアッシュがルークをひきはがした。
しかし、ルークは引きはがされてもなおアッシュにしがみつく。
「なんだこれは!?」
「ルークは酒癖が悪いみたいですねぇ」
「酒だと!?」
そのときになってようやく、アッシュはルークが酔っていることに気がついた。
頭に血が昇りすぎて、肝心なところに気づいていなかったらしい。
情けないやら腹立たしいやらで爆発寸前のアッシュに、何も気づいていない様子のルークはにっこりと笑みを向けた。
「あっしゅー」
「なんだ!!」
「だいすきー」
予想もしなかった言葉にアッシュの顔がみるみる赤くなる。
「よかったですねー、アッシュ」
「ば、馬鹿か!こいつを部屋に押し込んでくる!」
どんどん遠ざかる二人をみながら、ジェイドはさも愉快というように笑みを浮かべ、ガイはそれを苦笑で見送った。
結局その後アッシュは戻っては来ず、翌日ルークの部屋にてアッシュの服を握って眠るルークとその隣で眠るアッシュの姿があった。
☆酒癖ルークはキス魔(笑)もちろんルークの記憶はない方向で。
そんな報告を受けたキムラスカ・ランバルディア王国はわき返った。
二人の墓前で行われていた成人の儀は、二人の姿を認めたとたん、宴と化した。
帰ってきたばかりの二人は休ませるべきという意見もでたが、それを上回る歓声にかき消された。
それほどまでに、二人の英雄の帰還は望まれていたのだ。
アッシュとルークは始め、感激した母親に泣きつかれ、解放されたのは2時間後だった。
「お疲れだな、ルーク」
「ガイ!」
人混みから逃れつつ、ふらふらと歩いていたルークはこちらに向かって手を挙げているガイに気づいて駆け寄った。
隣ではジェイドが優雅にワインを口にしている。
「ジェイドって酒好きだよな」
「まぁ、嗜む程度には好きですね」
「旦那はいい年だし、酒ぐらいはな~」
そういって笑ったガイだったが、直後にジェイドから名前を呼ばれ、笑みを向けられると顔をひきつらせた。
ルークはさわらぬ神にたたりなしとばかりに、そこにはふれずに話を逸らした。
「俺も何か飲みたいんだけど、なんかない?」
しかしくるりと見回してみても飲み物はなく、メイドもいない。
すると、ジェイドがおもむろに自分の持っていたグラスを差し出した。
「旦那、それ酒だろ?」
「そうですが、中身はともかく、ルークも外見は20になりましたし、いいんじゃないですか?」
「マジ!?飲んでいいのか?」
止めようとしたがいの手もむなしく、目を輝かせたルークのてにグラスがわたった。
ジェイドが面白そうな顔で見守る中、ルークはグラスの酒を一気にあおった。
いやに後ろが騒がしい。
ナタリアと話をしていたアッシュはうらやましいだとかかわいいだとかの声が聞こえてくる方に視線をやった。
「…なっ!」
「あらあら」
アッシュの視線を追ってその様子を見たナタリアもアッシュと同様に声を上げる。
そこにはガイの頬に口付け、次にジェイドの頬に口づけているルークの姿。
しかもこちらに気づいたらしいジェイドがアッシュに向かって意地悪げな笑みを向けた後、見せつけるようにルークの唇に口づけた。
ルークは全く抵抗しない。
「屑が!!」
一気に頭に血が昇ったらしいアッシュはどすどすという音がしそうな歩みでルークたちに近づくと、いまだにくっついているルークとジェイドを引き剥がした。
「なにしてやがる!」
「何といわれましてもねぇ。久方ぶりの再会を喜び合ってたんですよ」
「…ガイ。テメェもなんで止めねぇ」
「いやぁ…ははは」
剣があったならばすでに抜いていそうなアッシュの勢いに、ガイは笑ってごまかす。
アッシュの視線が剣呑なものとなったとき、今までおとなしくしていたルークがとろんとした瞳をアッシュに向けた。
「あれ…?あっしゅだー…」
「うるせぇ屑!だいたいテメェが…」
永遠と続きそうだったアッシュの小言は、ルークがアッシュに突如口付けたことで止まった。
驚愕に目を見開くアッシュに、ルークがさらに口付ける。
そのとき、ようやく正気に返ったアッシュがルークをひきはがした。
しかし、ルークは引きはがされてもなおアッシュにしがみつく。
「なんだこれは!?」
「ルークは酒癖が悪いみたいですねぇ」
「酒だと!?」
そのときになってようやく、アッシュはルークが酔っていることに気がついた。
頭に血が昇りすぎて、肝心なところに気づいていなかったらしい。
情けないやら腹立たしいやらで爆発寸前のアッシュに、何も気づいていない様子のルークはにっこりと笑みを向けた。
「あっしゅー」
「なんだ!!」
「だいすきー」
予想もしなかった言葉にアッシュの顔がみるみる赤くなる。
「よかったですねー、アッシュ」
「ば、馬鹿か!こいつを部屋に押し込んでくる!」
どんどん遠ざかる二人をみながら、ジェイドはさも愉快というように笑みを浮かべ、ガイはそれを苦笑で見送った。
結局その後アッシュは戻っては来ず、翌日ルークの部屋にてアッシュの服を握って眠るルークとその隣で眠るアッシュの姿があった。
☆酒癖ルークはキス魔(笑)もちろんルークの記憶はない方向で。
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