TOAに関する妄想文だったり、日記だったりを書いていきます。ネタバレ有り。いわゆる"女性向け"の文章表現多々。
出版元・製作元様方には一切関係ありません。
また、突然消失の可能性があります。
嫌いな方は他のところに逃げてくださいね。
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
ダアトへと帰ってから交わされたのは、イオンを想う者同士の辛い戦いの約束。
その光景を見て、ルークは瞳を閉じた。
・・・いずれアッシュと俺が行う戦いのように、闘うことがどうしても必要になることだってある。
・・・多分、退けないんだ。
頭では闘わなくてもいいんだって思ってても、感情がついてこないことだってある。
それを整理するための闘いだってあるし、自分の感情を貫き通すためにする闘いだってある。
・・・わかっているけど、それでも誰かが死ぬのは・・・悲しいよ。
どこかへ行ってしまったアニスを、過去の俺が捜しに行く。
俺は行かない。
今、アニスを慰めるのは今の俺の役目じゃなくて、過去の俺の役目だから。
・・・今の俺には、他にやることがある。
そっとダアトを出て行こうと、ルークは教会の扉へ向かった。
「おや、どちらへいかれるんですか?」
突然背後よりかけられた、馴染み深い声に慌てて振り返る。
すると、ジェイドが“ルーク”をまっすぐに見ていた。
周りを見渡してみるが、誰もいない。
自分を見下ろしてみるが、もちろん今は透けている。
他の人には見えている様子はない。
もう一度確認するようにジェイドを見ると、あなたですよと言わんばかりに不信感いっぱいの目でこちらを見つめている。
もちろん、顔だけはくえない笑みをつくって・・・。
ルークは逃げようかと考えたが、そんなことをするとどうなるかわかったものではない。
流石に、見えない触れないと言うことは確認できても、この体で譜術が効かないかと言うことまでは確認できていなかった。
ルークは大きくため息をついてうなだれた。
その様子を見て、抵抗の意思がないことがわかったのかジェイドは手招きをすると人気のないところまで誘い込む。
そして、あたりに誰もいないことを確認すると、口を開いた。
「ではまず、あなたが何者なのかを教えていただきましょうか?」
その冷ややかな言葉に、ルークは覚悟を決めると透けていた体を実体化させた。
今まで感じていなかった重力が体にかかる。
「・・・あんた、やっぱり俺が見えてたんだな。最初っから言ってくれればいいのによ」
「生憎と、どこの誰ともわからない輩に、藪からぼうに声をかけたりする神経は持ち合わせていないもので」
「そうだな。あんたはそーいう奴だったよ」
「それで?あなたは何者で、何のために我々についてきているのですか?」
冷たい視線が向けられる。
それが、今自分のしていることを咎められているようで、心が痛んだ。
しかし、わがままを通すために、なじられることも承知で戻ってきたのだ。
ルークはまっすぐにジェイドを見つめ返した。
「俺はルークだよ、ジェイド。・・・っていっても、現在のじゃないけどな」
「目的は?」
「・・・あれ?あんた本当に俺がルークって信じるのか?」
ルークと名乗った瞬間、否定の言葉が出ると思っていたのに、意外にも何もいわれず、ルークは拍子抜けする。
しかし、ジェイドはいつもどおり笑みを浮かべたまま答えた。
「信じる信じないはともかく、今の私にはそれを否定するだけの材料がありませんから」
要するに、簡単に信じられないが、否定もできないから追求しなかったということである。
「それで、あなたの目的は?どうして我々についてきていたんですかねぇ」
答え:アッシュを死なせないため。自分の意思を伝える方法をジェイドに聞こうと思っていたから。
ひとつはイオンのおかげで既に解決しているし、もう一つはジェイドに言ってしまうといろいろとばれそうで言えない。
ルークは背に嫌な汗が流れるのを感じた。
そして出てきた苦肉の策が・・・
「き・・・気がついたらここにいて、どうしようかって・・・」
苦しい。
ジェイドの笑顔が怖い。
どんなきりかえしが来るのかと、内心びくびくしながらジェイドを見つめると、あからさまなため息が降って来た。
「強情なところはそっくりのようですねぇ」
誰にとは言わないが、それが誰を指しているのかはルークにもわかる。
だって本人だし。
「仕方がありません。あなたにはもうしばらく、ついてきてもらいましょう」
「は?」
「監視するなら近くにいられたほうが都合がいいので」
戸惑うルークに、ジェイドが付け加える。
「逃げたら・・・どうなるかわかってますね?」
有無を言わさないその言葉に、ルークはがっくりとうなだれた。
☆中途半端ですがここでいったんきります。
さて・・・この先どうなることやら。私もわかりません(爆)
その光景を見て、ルークは瞳を閉じた。
・・・いずれアッシュと俺が行う戦いのように、闘うことがどうしても必要になることだってある。
・・・多分、退けないんだ。
頭では闘わなくてもいいんだって思ってても、感情がついてこないことだってある。
それを整理するための闘いだってあるし、自分の感情を貫き通すためにする闘いだってある。
・・・わかっているけど、それでも誰かが死ぬのは・・・悲しいよ。
どこかへ行ってしまったアニスを、過去の俺が捜しに行く。
俺は行かない。
今、アニスを慰めるのは今の俺の役目じゃなくて、過去の俺の役目だから。
・・・今の俺には、他にやることがある。
そっとダアトを出て行こうと、ルークは教会の扉へ向かった。
「おや、どちらへいかれるんですか?」
突然背後よりかけられた、馴染み深い声に慌てて振り返る。
すると、ジェイドが“ルーク”をまっすぐに見ていた。
周りを見渡してみるが、誰もいない。
自分を見下ろしてみるが、もちろん今は透けている。
他の人には見えている様子はない。
もう一度確認するようにジェイドを見ると、あなたですよと言わんばかりに不信感いっぱいの目でこちらを見つめている。
もちろん、顔だけはくえない笑みをつくって・・・。
ルークは逃げようかと考えたが、そんなことをするとどうなるかわかったものではない。
流石に、見えない触れないと言うことは確認できても、この体で譜術が効かないかと言うことまでは確認できていなかった。
ルークは大きくため息をついてうなだれた。
その様子を見て、抵抗の意思がないことがわかったのかジェイドは手招きをすると人気のないところまで誘い込む。
そして、あたりに誰もいないことを確認すると、口を開いた。
「ではまず、あなたが何者なのかを教えていただきましょうか?」
その冷ややかな言葉に、ルークは覚悟を決めると透けていた体を実体化させた。
今まで感じていなかった重力が体にかかる。
「・・・あんた、やっぱり俺が見えてたんだな。最初っから言ってくれればいいのによ」
「生憎と、どこの誰ともわからない輩に、藪からぼうに声をかけたりする神経は持ち合わせていないもので」
「そうだな。あんたはそーいう奴だったよ」
「それで?あなたは何者で、何のために我々についてきているのですか?」
冷たい視線が向けられる。
それが、今自分のしていることを咎められているようで、心が痛んだ。
しかし、わがままを通すために、なじられることも承知で戻ってきたのだ。
ルークはまっすぐにジェイドを見つめ返した。
「俺はルークだよ、ジェイド。・・・っていっても、現在のじゃないけどな」
「目的は?」
「・・・あれ?あんた本当に俺がルークって信じるのか?」
ルークと名乗った瞬間、否定の言葉が出ると思っていたのに、意外にも何もいわれず、ルークは拍子抜けする。
しかし、ジェイドはいつもどおり笑みを浮かべたまま答えた。
「信じる信じないはともかく、今の私にはそれを否定するだけの材料がありませんから」
要するに、簡単に信じられないが、否定もできないから追求しなかったということである。
「それで、あなたの目的は?どうして我々についてきていたんですかねぇ」
答え:アッシュを死なせないため。自分の意思を伝える方法をジェイドに聞こうと思っていたから。
ひとつはイオンのおかげで既に解決しているし、もう一つはジェイドに言ってしまうといろいろとばれそうで言えない。
ルークは背に嫌な汗が流れるのを感じた。
そして出てきた苦肉の策が・・・
「き・・・気がついたらここにいて、どうしようかって・・・」
苦しい。
ジェイドの笑顔が怖い。
どんなきりかえしが来るのかと、内心びくびくしながらジェイドを見つめると、あからさまなため息が降って来た。
「強情なところはそっくりのようですねぇ」
誰にとは言わないが、それが誰を指しているのかはルークにもわかる。
だって本人だし。
「仕方がありません。あなたにはもうしばらく、ついてきてもらいましょう」
「は?」
「監視するなら近くにいられたほうが都合がいいので」
戸惑うルークに、ジェイドが付け加える。
「逃げたら・・・どうなるかわかってますね?」
有無を言わさないその言葉に、ルークはがっくりとうなだれた。
☆中途半端ですがここでいったんきります。
さて・・・この先どうなることやら。私もわかりません(爆)
PR
この記事にコメントする
うわわっ
またまた失礼して☆ うわ~んっ!! こんなところできらないでくださいっ!! すご~くこの後気になりますっ!!
この後、過去のルークに出会ってしまうのかとか、ジェイドはルークの目的を知ってしまうのでは!? とかっ!! 早く続きをお願いしますっ!!!
この後、過去のルークに出会ってしまうのかとか、ジェイドはルークの目的を知ってしまうのでは!? とかっ!! 早く続きをお願いしますっ!!!
コメントありがとうございます
自分でも変なところできったとは思いました(笑)
実はへんなところで切るのがすきなんです。決してこれ以上書くのが面倒になったとかではありません(ぇ)
いや・・・ホントのところは、攻略本みないとかけないことに気付いたが、手元に攻略本がなく、ネットも繋げなかったという落ちなんですがね(爆)
友人宅で攻略本見ながらこれからちまちま書きます。
多分のろのろ更新ですが、お付き合い頂けたら幸いです。
実はへんなところで切るのがすきなんです。決してこれ以上書くのが面倒になったとかではありません(ぇ)
いや・・・ホントのところは、攻略本みないとかけないことに気付いたが、手元に攻略本がなく、ネットも繋げなかったという落ちなんですがね(爆)
友人宅で攻略本見ながらこれからちまちま書きます。
多分のろのろ更新ですが、お付き合い頂けたら幸いです。