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TOAに関する妄想文だったり、日記だったりを書いていきます。ネタバレ有り。いわゆる"女性向け"の文章表現多々。 出版元・製作元様方には一切関係ありません。 また、突然消失の可能性があります。 嫌いな方は他のところに逃げてくださいね。
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超振動を使ったのだから、念のために検査をしておきましょうというジェイドの勧めに従い、『ルーク』たちパーティにアッシュを加えた一行はベルケンドへとたどり着いた。

どこか落ち着かない様子の『ルーク』とむっつりと押し黙っているアッシュの二人をシュウ医師に預け、他のメンバーは宿屋へと向かった。
幸いにも部屋が取れ、一人一部屋ずつが割り振られた。

自分の部屋に着くなり、椅子に座って深々とため息をついたジェイドは、窓のほうに向かって声をかけた。

「あなたは一体いつまで、そこでそうしているつもりですか?」

その声に、バツの悪そうな顔をルークが窓をすり抜けて部屋に入ってくる。
そして、具現化すると、ジェイドの前に降り立った。

「まったく・・・アルビオールも外からの覗くわ、移動中はこそこそついてくるわ・・・鬱陶しいったらないですね。」
「あー!だって、仕方ないだろ!何でかわかんねぇけど、アッシュに見えちまってるんだから!・・・・・・なざ、ジェイド。あんたならなんか知ってんじゃねぇの?」
「知りません。だいたい、あなたの存在自体が非常識の塊ですからね。この世界であなたの現状を説明できる人間がいるとしたら、ローレライぐらいでしょう」
「あー・・・でもローレライは・・・」
「ヴァンに捕まってますね」
「と言うことは・・・」
「今のままどうしようもないですね」

ルークはがっくりとうなだれた。
いくらジェイドとアッシュ以外には見えないといっても、肝心のアッシュに見えるというのが、ルークにとって最大の問題だった。
見つかったらまた追いかけられるのかと思うと、気を抜けない。
今度見つかったら、アッシュのことだ。譜術までつかってきかねない。
物理的なものはすり抜けられるが、譜術的なものまで避けれるかはルークにとってもわからなかったし、そんなこと自分で体験してまで実験したくない。
しかも自分の知ってる展開とは違った形で、アッシュが動いてしまった。
それは、今後の展開が予測不可能になるということともいえ、ルークは先行きに不安を感じた。

どよんとした雰囲気を身にまとい、考えをめぐらせているルークを尻目に、ジェイドもなにやら考えていた。

ルークにはなぜこうなったか知るわけはないといったが、一応の予測はついていた。

超振動は第七音素を用いて発動される。
そして、今のルークは第七音素の塊である。
彼を構成する音素の一部が超振動によって乖離し、アッシュに流れ込んだということが考えられる。
しかし、問題なのはなぜより音素を取り込みやすいルークにではなく、アッシュだけに流れ込んだのか。

正直、不可解なことが多すぎるが、この一度決めれば譲らない頑固者が正直に話すことは考えにくい。
よって、ジェイドの推理も不安定な憶測の域を出ないのであった。

『・・・本当に、面倒ばかり起こしてくれる子供ですね』


眉間の辺りをもみながら、ジェイドがため息をつくと、部屋の扉が叩かれた。

「大佐ぁ。『ルーク』とアッシュの検査そろそろ終わるんじゃないですかぁ?いきましょうよぉ」
「はいはい、わかりました」

立ち上がって、自分のほうを見つめるルークに釘をさす。

「ここでおとなしくしててくださいね・・・これ以上の面倒ごとが起きてほしくなければ・・・」

にっこりと笑っていわれたことが、逆に恐怖心を誘う。
ルークは何度も首を縦に振り、ジェイドを見送った。







ぼやき
・・・もうジェイルクにしようかと思う今日この頃。

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あはは。なんてアホなデータ(笑)
トゥッティもモンコレディもとりました。でもナタリアとアニスはレベルMAXじゃないんですがね。
経験値10倍は楽できてよかったです。




その日、話し合いが行われるのは本当らしく、アルビオールがマルクト港へと訪れた。
操縦士は兄のギンジのほう。
あの旅では散々こきつかい、あちこちに飛んでもらった記憶がある。
しかし、人のよい彼は文句一ついわず、むしろ、自分たちのことを心配していてくれた。
少し精悍な顔立ちにはなっているものの、あの頃と少しも変わらない笑顔に、ルークは少し嬉しくなる。
しかし、今の二人は顔すらも隠れたマルクト軍兵士。
流石にギンジがルークとシンクに気づくことはなかった。

ルークとシンクはピオニーの座る、一つ前の座席に座らされ、会議が行われるケセドニアへと向かうことになった。
ダアトから認められた中立商業都市ケセドニアは、あのあともその立場を保って、人々の生活を支えている。
人の行き来が多く、人の出自を気にしないあの町には、シンクとルークも世話になっていた。
特に、ディンという少年の店で換金したり、アイテムを作成してもらったりし始めたのは、あの旅を終えてからのことだ。

そういえば、あの少年の所にしばらく行っていないが、元気かなぁ・・・などとぼんやり考えていたルークは隣にいるシンクが倒れ掛かってきた事で我に返った。
なんだろうと思い、シンクのほうを見ると、仮面のため表情はうかがい知ることは出来ないが、ぴくりとも動かず、規則正しい吐息が聞くことが出来た。

・・・珍しい。

いつも、ルークが移動中の船の上で眠ることはあっても、シンクが眠ることはなかった。
それだけ、ここ最近の生活が疲労のたまるものだったのだろうと、ルークは思う。

・・・ま、起きるまでそっとしておいてもいいよな。

ルークは微笑むと、シンクに肩をかしたままで外を眺めた。
アルビオールはまだ海の上を飛行している。
ケセドニアにはもうしばらくかかるだろう。

ぼんやりと外を眺めていたルークだったが、その瞳もいつの間にか閉じられ、意識がゆっくりと沈んでいった・・・。






閑話的に・・・
決して書くのがだるかったというわけではないです。
はい。
眩い光がおさまったあと、あとに残ったのは中央に倒れたふたりと、消えかけのマリーレプリカ。
彼女も約束を確認すると、空気に溶け込むようにはかなく散っていった。

取り戻された美しい空。
しかし、中央で倒れている二人が動かないことが、仲間たちを不安に駆り立てた。

「『ルーク』!!」
「アッシュ!!」

悲鳴にも似た声を上げて駆け寄ろうとすると、中央で倒れていた二人が動いた。

「あ・・・れ?俺・・・生きてる・・・?」
「『ルーク』!」

ティアが慌てて『ルーク』のもとに駆け寄る。
アッシュの元にはナタリアが。
その様子を、ルークは少しはなれた上空から眺めていた。
ルークの手にはまだ宝珠が握られている。
宝珠があの場に合ったままでは、いくらアッシュの超振動があっても、正気を消し去るのは負担がかかるとおもっての行動だったが、どうやらうまくいったようだ。

問題は、この宝珠をどうやって『ルーク』に渡すかだ。
ルークはそろそろと、『ルーク』に近づいていった。

「ティア・・・ごめん」
「馬鹿!・・・心配したのよ・・・」
「うん。ごめん」
「・・・ばか」

俯いたままティアと話しているかつての自分の背後に立ち、こっそりとその手に宝珠を置こうとしたとき・・・

なぜか目が合うはずのない人物と目が合った。
ルークの・・・いや、『ルーク』のすぐ隣にいたアッシュ。
その彼が驚きに目を見張って、ルークを凝視している。

見えているはずはないと思いながらも、慌てて『ルーク』の手に宝珠を置き、上空へと逃げる。
だが、アッシュの視線はルークを捉えて離さず、捉えようと手まで伸ばしてくる始末。
これには、流石にルークも焦る。

『何で!?何で見えてるんだよ!』

幸いにというべきか、見えていても触れるものではなかったらしく、アッシュに捕われることはなかったが、直後に怒声が響いた。

「貴様、何者だ!!」
「アッシュ?」

何もない中空を見つめ、険しい表情のまま声を上げるアッシュに、側のナタリアは戸惑ったような声を上げる。
それはガイたちも同じで、特に『ルーク』は突然自分の手に現われた宝珠との二重の驚きで、状況が把握しきれていない。
ただ一人、ジェイドだけが静かにその様子を眺めていた。

『何でいきなり・・・さっきの超振動のせいか?でも、『俺』には見えてないみたいだし・・・』

アッシュのほうを伺うと、ナタリアから心配そうな目で見られている。
まぁ、アレだけの大仕事あとに変なこと口走り始めたら、誰でも心配はするだろう。


見えるのは(ジェイドをのぞけば)アッシュだけ。
しかも、見えるだけで触れるわけじゃない。


しばらくアッシュとのにらみ合いを続けた後、ルークは決断した。


『・・・逃げよ』


それからの行動は早かった。
一目散にレムの塔を飛んで降りる。
アッシュも追いかけようとしている様子が視線の端で見えたが、いくらリフトを使っても、追いつけるわけもなく、見失うことは必至だ。

ルークの予想通り、アッシュはルークの姿を見失って、レムの塔入り口で立ち止まった。
アッシュを追いかけたのだろう。その後ろにはルークたちもいる。
ルークはその様子を物陰から見つめた。
これでアッシュが別行動になれば、自分はまた悠々と機をみて行動することが出来る。
だが、なかなか事は思ったようには行かないものだ。



「アッシュ、どうしたんだよ」
「・・・・・・」
「アッシュ!」

黙ったままのアッシュに、『ルーク』が声をかける。
しかし、アッシュは無言であたりを見回すだけで、反応を返さない。
焦れた『ルーク』がもう一度声をかけようとしたそのとき、アッシュが『ルーク』に声をかけた。

「・・・おい屑。」
「・・・何?」
「しばらく、俺もお前たちと行動を共にする。・・・いいな?」
「え!?」

その言葉に驚いたのは仲間たちだけではない。こっそり様子を伺っていたルークも驚き、焦る。

『何で!?ってか、やばい・・・!』

焦るルークとは裏腹に、『ルーク』は驚きながらも、嬉しそうに笑っている。

「じゃ、アッシュもこれから一緒だな!」
「頼もしいですわ!」
「なら、ココを出るぞ。いつまでもぐずぐずしてるわけにはいかねぇからな」
「うん!」

歩き始める一行を、ルークは呆然と見送る。
これからのことを思って、頭を抱えたくなるルークだった。






いい加減なレムの塔編終了です(ぁ)
そろそろ終わらせたいですが・・・終わりませんねぇ・・・
『…帰ってきたな』

リフトを用いて頂上まで上がってきた『ルーク』たちを、ルークは少し浮いた上空から見下ろした。
かつての自分の固い表情を、ルークは黙って見つめる。
この後おこるたった数分の出来事は、この世界の全てをになっている。

失敗は許されない。

ルークは自分の持つローレライの宝珠を固く握り締めた。



「まだいたのか。ここは俺がやるといっただろう、屑!」
「アッシュ!」

自分の意識の中に沈みかけていたルークは、突然の怒鳴り声に我に返った。

「さっさとここから消えろ!てめぇもレプリカだ。巻き込まれて消えるぞ」
「ここは俺がやる!アッシュこそ・・・」

言い合う二人を深刻な顔で見つめる仲間たち。
しかし、ルークは場違いながらそれを見て笑みをこぼした。

改めて聞いていると、アッシュは優しい。
自分は死のうとしているのに、憎んでるはずのレプリカを逃がそうとしている。



俺―レプリカ―に全部押し付けてもよかったのにな。


アッシュは絶対に人に押し付けたりしない。
自分の行いの責任は自分で果たす覚悟と自分の命をもってしても、物事をやりとおす覚悟。
王にふさわしい孤高の魂。


・・・だから、俺はお前だけには生きてほしいと思ったんだよ、アッシュ。
俺はレプリカで、お前と同じにはなれないけど
お前の魂を少しでも分け与えられて生まれてきたものだから
だから俺は今度こそお前を生かすよ。

・・・俺の命を懸けても。





見つめるルークの視線の先で、アッシュから剣を奪い取った『ルーク』が地面に剣を突き立てた。

「みんなの命を、俺に下さい!・・・・俺も・・・・消えるから!!」
「ルーク!!」

視界の端で飛び出そうとしたティアがガイに止められる。
それを見た『ルーク』がありがとうと呟いた。
皆が苦しげな顔で見つめる中、剣を中心に音素が渦を巻く。



時が来た



ルークが動く。
空を駆け、ジェイドの横を通り過ぎる。

『・・・止めないでくれよ、ジェイド』

声にならないメッセージは、確実にジェイドに伝わったようで、彼が少し驚いた表情を見せる。
それにルークは笑いかけると、『ルーク』の持つローレライの剣に手をかけた。


「何だ…?音素が散っていく…?」

『ルーク』とローレライの剣のおかげで集まっていた音素が急激に離れ始める。

「宝珠か・・・!宝珠の拡散能力が邪魔してやがるんだ。くそ・・・あの屑が宝珠を持っているのに気付かなかっただけか!」

アッシュがジェイドの拘束を振りほどいて、ルークのもとに走る。
ジェイドはそれには構わず、どこか驚いた表情のまま、ある一点を見つめていた。
宝珠を持ったルークがアッシュが来るのを笑顔で見つめたあと、す、と二人から離れる姿・・・。


そしてその一瞬の後に、あたりは眩いばかりの光に包まれた。








・・・相変わらず進まないorz
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